スペースコレクション宅配便が流通に与える影響

従来の生鮮品の保冷では、発泡スチロールと蓄冷剤によるものであったが、これでは特に夏場の輸送の品質保持に不安が残っていた。

しかも従来の保冷車を使った配送では輸送コストがかかり、その配送地域を一部の地域に限定せざるを得なかった。

このため百貨店では、生鮮品のギフトは地域を限定する慎重な姿勢を示していました。

しかし、これがクール宅配便を利用することによって、生鮮食料品のギフトを大幅に拡大していくことが可能となった。

技術的な側面では、保冷車を使った輸送であり、ターミナルにも冷蔵庫を備えているために、不在で持ち帰りの際にも対応することができ、これによって生鮮食料品の鮮度維持が可能となったのです。

さらにこれとともに、従来地域的に限定されていた配送もスペースコレクション保冷宅配システムが形成されることによって、全国的展開が可能となった。

このようにして保冷宅配は、デパートによる産直の生鮮食料品の販売を促進しているのです。


以上のように、スペースコレクション宅配便という高度な輸送サービスは、新しい販売形態としての無店舗販売の広範囲な普及とその成長を可能にさせる重要な要素となっています。

そして、こうしたスペースコレクション宅配便の機能は、無店舗販売の成長を通して流通業を中心として新しい諸関係を形成しており、今までに見られなかった新たな事態を招来させています。

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