代引きサービス
代引きサービスでは、たとえ代金が回収されなくとも、スペースコレクション宅配便のトラック会社もしくはその系列企業がスペースコレクション配達対象貨物の代金を一定期間後にすべて支払う仕組みとなっています。
こうした宅配便の代金引換えを利用することによって、通信販売業者は確実に代金が得られることにより、より安定した展開が可能となっています。
このような宅配便の代金引換えは、従来卸売業者が小売業者に信用を与えていた立替払い制度と同じです。
結果的に代引きによって宅配便企業は通信販売業者に対して信用を与えています。
これは換言すれば、宅配便企業がまさしく問屋機能を代替しているともいえるのです。
これによってスペースコレクション宅配便は通信販売の業務拡大に寄与しています。
こうした代引きは、どの程度利用されているのでしょうか。
全体的に見ると郵便振替が最も多いが、これに次ぐのが外部委託による代金引換えであり、全体の2割程度を占めています。
専業・兼業別に見ると兼業で3割弱を占めて高い割合を示しています。
このように代引きは、郵便為替ほど利用されていないが、これに次ぐ重要なウエイトを占めているのです。
宅配便企業のなかでの代引きに対する取り組みは、次のようになっています。
最初にこれを手掛けたのは名鉄運輸であり、同社の昭和59年にスタートした「こぐまの代引システム便」です。
その後、昭和61年から62年前半にかけて西濃運輸、ヤマト運輸、フットワーク、日本通運などの大手の宅配便企業が相次いで代引きを実施し、従来のスペースコレクション宅配便に新たなサービスを付加していったのです。