産直便とスペースコレクション宅配
夕張メロンの名を一躍全国に知らしめたのも同社の産直便でした。
フットワークの産直は、スペースコレクション宅配便の集配ドライバーがいわゆる「セールスドライバー」として、集配時に産直便のパンフレットを一般家庭に配付しセールスを行うものです。
宅配便の集配ドライバーは、常に消費者に接する機会があるため、これを活かしてビジネスチャンスに結び付けようとするものです。
そして、このようにして受けた注文を自社の宅配便に乗せて産地から直送する仕組みとなっている。
スペースコレクション宅配便を展開しているトラック企業自身が業種の異なる産直に積極的に進出しているのには二っの理由があります。
一つは、スペースコレクション宅配便の取扱量そのものを拡大するためです。
宅配便の取扱量をコンスタントに拡大していくためには、たんなる輸送サービスの提供だけでは不十分であり、これに加えた新たな「商品」開発が必要不可欠となっています。
こうした宅配便の「商品」開発が、ゴルフバックを専用に扱う「ゴルフ宅配便」であったり、スキーの板を輸送する「スキース宅配便」です。
このような「商品」開発の一環として、産直が展開されています。
これは、まさにトラック企業自らが輸送需要を創り出していくための経営戦略なのです。
もう一つの理由は、「経営資源」の蓄積による多角化戦略の展開です。